散歩道で出会ったアオダイショウ!!
ゆっくりと目の前を横切って行きましたよ!!
長い長い体は、いつまでも尻尾が見えなくて、電車を見送る気分でした。
2023年 9月3日(日)
とにかく暑い。今まで経験したことのない夏。
暑すぎて子どもたちを外に出すのが危険だなんて、この職業についてから初めてのことです。
やっと涼しくはなったけれど、影響は様々ですね。
私の散歩道でも気になることが。
この辺りはコムクドリの繁殖地になっていて、毎年、巣立った幼鳥たちがたくさん見られるのです。
群れになるとそれはにぎやかで、集団で鮮やかに空を飛ぶ姿を楽しみにしていたのですが、今年は一羽も見当たらないのです。
私が暑さと忙しさに負けて、あまり見に行けなかったせいもあるかもしれませんが、それにしても静かすぎます。
暑さの影響があるのでしょうか。心配になってしまいました。
そんな9月の散歩ですが、まずは毎度おなじみエゾリスさんから。
あちらでもこちらでも、クルミを食べたり貯食したり、忙しい忙しい。
(写真はタップ、またはクリックすると大きくなります)
チュイーンチュイーンと、小さな小鳥の群れが木のこずえを渡っていきます。メジロですね。
少しずつ渡りの準備がはじまっているのでしょうか。
私には、さあ行こう集まれ!!と言っているように聞こえます。
よく見たら、コサメビタキもいた!!
キツネ君は、8月に会った子かな? 尻尾がフサフサでよかった。
疥癬にかかってしまった子に会うたびに暗い気持ちになるので、フサフサの尻尾を見るとホッとします。
そして、日当たりのいい土手の道を歩いている時に、目に飛び込んできたものが。
これはこれは、立派なアオダイショウではありませんか!!
私も会うのは久しぶりです。ラッキー!!
アオダイショウは北海道で最大のヘビです。
大きなものでは190センチ前後になりますが、道内で150センチを超える個体は少ないのだとか。
今回の子はどうでしょう。土手の幅から推測すると、うーん。
とても長く感じるのですが、実際は110〜120センチくらいだったと思います。
さて、アオダイショウですが、ご存知のかたも多いと思いますが毒はありません。
個体差はあるでしょうが、温厚で攻撃性も低く、いたずらをしたり踏んだりしないかぎりは噛まれることもないようです。
ちなみに万が一噛まれることがあったら、歯がカミソリ状なので無理やり引き離すと切り傷ができてしまいます。
かなりの精神力がいりますが、アオダイショウが自分から口を離すまで待ったほうがよいそうです。(顔に水をかけると離すかも)
おなかの両端にある角張りを木にひっかけ、垂直に登っていく様は見事です。
困るのは、幼体が毒蛇のマムシにそっくりな姿をしていること。
模様に個体差もあるので、素人には見分けが困難なのです。
まあ、アオダイショウと同じくマムシも、こちらからちょっかいをかけたり、間違えて踏んだりしないかぎりは攻撃をしてこないので、どんなヘビでも出会ったら迂闊に手をださないで静かに見守るのが一番だと思います。
今回出会ったアオダイショウさんは、舌をチロチロだしながらしばらくじっとしていましたが、ゆっくりと私の目の前を横切り、森の中に去って行きました。
元気でね!!
(頭が通過してから、尻尾が通過するまでに35秒かかりました。長い!!)
そうそう、7月の記録に書いたキイロスズメバチの巣なのですが、何者かにこわされていました。ビックリです。
ちなみにこういう場合、生き残っているハチは大変危険です。
巣と仲間を失い、興奮状態にあるので決して近寄ってはなりません。この写真は望遠レンズでかなり離れて撮ったものをトリミングしています。
こういうハチは「もどりバチ」といって、巣の駆除をした場合にも注意が必要です。
巣が壊された時には外に出ていて、戻ってきたら家族と住処がなくなっているという、「鬼滅の刃」の炭治郎のような境遇なので無理もありません。
それにしても、誰がこわしたのでしょう。
何者であってもただではすみません。相当ひどいしっぺ返しを受けたはずです。もし人間だったら病院送りです。
謎ですね。
畑のそばを通ったら、ホオジロの幼鳥たちが並んでいましたよ。かわいい!!
おっと、書き忘れてしまいました。
アオダイショウを見送ってから歩き出した時に、私の前をトコトコとキジバトが歩いていました。
時々こちらを振り返るのですが、逃げないでそのまま歩いていきます。
しばらく一緒に散歩したので写真をのせておきます。
2023年 9月9日(土)
今週はお散歩に行けませんでしたが、ニュースが一つ。
私の職場で、子どもたちが捕まえたミヤマクワガタやノコギリクワガタを大事にお世話していたのですが、寿命がきて次々死んでしまって、水槽を片付けようとしたところ、幼虫が20匹も見つかりました!!
卵を産みたいのに産む場所がなかったらかわいそうだと思い、幼虫マットと産卵木をセットしておいたのですが、こんなにたくさん生まれるとはビックリです。
大小様々で、なかには脱皮したばかりで真っ白な幼虫も。(普通は頭部がオレンジ色)
こうなったら責任持って、成虫になるまで面倒をみましょう!!
そして再来年(クワガタは幼虫期間が長く、また成虫になっても半年は土の中で休眠するので、飼育に2年間かかる)、親クワガタたちがいた森へはなしてやろうと思います。(ちなみにノコギリクワガタは3年かかるそうです)
まずは子どもたちにお披露目。どんな反応をするかな?
来年からは、産卵前に元いた森へ返してあげる大切さも伝えたいなと思います。
2023年 9月17日(日)
うーん、体がバテております。体調があまりよくないかも。
それでも、散歩に出ると気持ちが落ち着きます。よしよし。
そんなことを思いながら歩いていたら、ヒヨドリの幼鳥たちが飛んできました。
大きさは親と変わらないのに、そのひょうきんな顔が愛らしい。
まだ親鳥から食べ物をもらっているようです。
先月、別の幼鳥たちは我が家の庭のブルーベリーの木にもやってきて、スズメとともにほとんどの実を食べてしまいました。食欲旺盛。
まあ、いっか。
上を見上げたら、キジバトのペアが羽のお手入れをしていました。
ハトの羽は抜けやすくできています。
天敵に襲われてつかまったときに、羽だけ残して逃げることができるようになっているのです。
人間でいうと、服をつかまれた時に脱いで逃げるのと同じです。
体調を考えて早めに帰ることにしましたが、住宅地に出たらエゾリスがいました。
車に気をつけてね!!
2023年 9月18日(月)
今日は朝方まで雨が降っていましたね。
少し遅い時間に家をでたのですが、森に入ると素敵なことが起こっていました。
このかわいらしいキノコは、タマゴタケですね。
あちこちにニョキニョキ生えていて、そこだけ絵本の中の世界のようでした。
そして雨の後のせいでしょうか、小鳥たちがとてもにぎやか。
森の入口の広場では、いつもおなじみのシジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラ(コガラ)、ゴジュウカラ、コゲラ、アカゲラ、ヒヨドリの他に、メジロの群れ、コサメビタキ、キビタキが縦横無尽に飛び回っていて、少し離れたところにはオオルリのメスが羽を休めていました。
特にシジュウカラたちは、地面にも降りてきてめまぐるしい。
見ているだけで本当に楽しいです!
2023年 9月23日(土)
文章は後ほど書きます。
よろけたときに股関節を痛め、長く歩けないのと、風邪をひいて微熱があるので、今週は更新をお休みします。涙
しかし、少しだけ外に出た時にかわいいイカルとシマリス、殻を割ってクルミを食べるアカゲラに出会いましたよ。
体調が整ったら書きますね。
2023年 10月15日(日)
復活しました!!(たぶん)
これから少しずつ更新をしていきます!!
具合が悪くても、休日に一度は外に出ないと気が済まなくて、ちょっとずつ散歩をしていたので、その間の記録を書きますね。
まずは、写真を載せたまま説明していなかったエゾシカについてですが、月をまたいでしまったので10月の記録のページに移動しようと思います。
つづく