猛禽類の中では誰もが知っているし、見かける機会も多い鳥。
ピーヒョロロロロロという声のほうが有名かも?
「トンビ」と呼ばれることもありますね。
体長はオスで59センチ。メスで69センチ。近くで見るとなかなかの大きさです。
(大きさ以外にオスとメスの外見上の違いはありません)
トビの顔を見る機会はあまりないかもしれませんが、かわいい顔をしています。
ちょっとぬいぐるみのような愛らしさがあって、猛禽類の凄みはあまり感じません。
よく見るのはカラスに追われている姿ですが、時に返り討ちにすることがあるのだとか。怒ると怖いタイプなのかもしれませんね。
食べ物は小動物ですが、死肉を食べることも多いようです。
いつもは空高く、くるくると回りながら飛んでいますが、見ているとすーっと低いところに降りてきて、またくるくると高いところに登っていきます。上昇気流に乗っているのですね。
冬に本州に渡るものもいて、海を渡る時は、たくさんのトビが一緒に飛びながら「鷹柱」を作ります。
散歩で歩いていると、時折すごく低いところを飛ぶ姿に出会うことがありますが、天気の良い日などは本当にきれいな羽だなと思います。
(写真はクリック、またはタップすると大きくなります。)
さて、そのトビですが、飛ぶ姿を目に焼き付けておくと、鳥を識別する時に役立ちます。
えらそうな事を言いながら、私は未だに間違えるのですが。
特に間違えるのがオジロワシの若鳥が飛ぶ姿。まだ尾羽が白くないので見間違えます。
トビだと思ってカメラを向けたらミサゴだったこともありました。
うーん、視力が欲しいです。