春から秋のだいぶ遅い時期まで、最もよく出会う鳥の一種です。
木のてっぺんや電線の上で胸を張り、大きく口を開けてさえずる姿はおなじみのもの。
地面の上もよく歩いており、畑などのひらけた場所をとことこ歩いて食べ物を探しています。
そうかと思うと草薮やしげみに隠れて、チチッチチッと意味ありげに鳴いていることも。
体調は16.5センチ。種や昆虫などを食べています。
(写真はクリック、またはタップすると大きくなります)
いたるところで鳴いているので、ホオジロのさえずりを聞く機会はとても多いのですが、鳴き声の聞きなしが「札幌ラーメン 味噌ラーメン」と言われているのは、ちょっと何言ってるかわからない。笑。
夏鳥ですが、最近は越冬する個体も増えているのだとか。
秋、収穫後のとうきび畑などで群れになっているのを見て、そろそろ南に出発かな? と思っても、なかなかいなくならなくて、こんなに寒くなっているのに大丈夫?? と心配になる頃まで出会うので、寒さには強いのかもしれませんね。
メスもとてもかわいい顔をしています。
オスとメスが一緒に畑の上をとことこ歩いているところもよく見ます。
ホオジロがさえずる季節、北海道ではエゾハルセミという春から初夏にかけて鳴くセミが大合唱を奏でます。
ホオジロとハルセミの共演が夏を呼んでいるようですね。