表題の写真はビンズイ。
この二種はセキレイの仲間ですが、ハクセキレイやキセキレイに比べると、出会う機会は少ない鳥たちです。
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どちらも夏鳥ですが、セグロセキレイは越冬していることもあります。
むしろ私の場合、セグロセキレイに出会うのは冬の方が多いようです。
草や木の葉がないので見つけやすく、ハクセキレイと見間違えることがないせいでしょうか。
ビンズイは、春と秋に私の住む地域を通過していくようですが、私は春のほうが出会いの機会が多いです。
ビンズイは体色が目立たないこともあって、他のセキレイより存在に気がつかないことが多いです。
ただ、やはりセキレイの仲間なので、尾羽をピコピコ動かしながらトコトコ歩いている姿は識別しやすく、他の鳥と間違えることはあまりないと思います。(タヒバリというそっくりさんがいますが、ビンズイ以上に出会う機会がないので)
体長は15センチ。オスとメスの外見上の違いはありません。
セグロセキレイは、ハクセキレイと間違えそうなデザインをしていますが、頭に黒い頭巾をかぶったような姿と、尾羽が真っ黒なことで識別できます。
また、声がハクセキレイよりも多少低いというか、濁ったような印象です。
ハクセキレイと違って水辺から離れることがありません。
体長は21センチ。オスとメスの外見上の違いは、多少メスの背中が灰色に見えることがあるくらいです。
我が家の近所の川はセグロセキレイが越冬しやすい環境であるらしく、毎年その姿を見ることができるので、今後も観察を続けたいです。