びっくりするくらい暖かくなったり、寒くなったり、落ち着かない春ですね。
先月はヘンテコリンな写真で締めくくってしまいました。
今度はまじめに、先月最後の休日(24日)に出会ったクマゲラとのエピソードを書きたいと思います。
この日は天気も良く、足取りも軽くお散歩へ。
するとすぐに、はるか遠くからクマゲラが飛ぶ時の声が聞こえてきました。
今年に入ってから、クマゲラの声は聞くものの、食痕も少なくて、山から下には降りてきていない様子だったので、今日も会うのは無理かなと思っていたのですが・・・。
シマエナガのペアに出会い、写真を撮っていたら突然、すぐそばで大きな声が!!
キョーーン!!!
ビックリした!! 心臓が止まるかと思った!!!
いつの間にそこに!!! いつ来たの??? 全く気がつかなかった!!!
(写真はクリック、またはタップをすると大きくなります)


すると、飛び立ったクマゲラが妙な行動をしました。
斜面の上のほうにある雪穴の中に入っていったのです。んん?? なにしているの??

斜面の下からだと穴の中の様子が全くわかりません。
どうしよう、近づいてみる?? でも邪魔してしまっては元も子もないし。
しばらく様子を伺いましたが、出てきません。
そこで、そっと斜面を登って、同じ高さの離れた場所まで行ってみました。
すると、時折クマゲラの顔がピョコピョコと穴から出てくるのが見えます。
なにをしているかわからないけれど、おもしろい・・・かわいい・・・。
しばらくして、クマゲラが穴から飛び出していきました。
さて、穴の中には何があるのかな???
わくわくしながら近づいて覗き込むと・・・

なるほど!!! 雪に埋まった倒木だ!!
しかも、この食痕は昨日今日でつけられたものではありませんね。
以前からクマゲラの餌場になっていたのでしょう。
おもしろい!
穴を観察しているうちにクマゲラはどこかに行ってしまったようです。
残念だけど、いつかまた会えるかなーっと思いながら歩いていると、エゾリスが木を渡ってきました。
立ち止まって見ていたら・・・またもや、
キョーン!!!
ビックリした ビックリした!!! ビッークリしたー!!!
しかも近い!! 近い近い近い!!!
背後の1メートルもない距離に、すました顔のクマゲラが!!!
近い近い、近すぎ!!!
近すぎてピントが合わない!! 写真が撮れない!!(望遠レンズなので)
いや、そもそもこんなに人間に近づいちゃダメだよーー!!!

その時、前から歩いて来る人がいて、クマゲラは高い木の梢に飛んでいきました。
思わず笑ってしまった出会いでした。ありがとうクマゲラ。またね。
もう一つの出会いはミソサザイ。
日本最小の鳥の一種であるミソサザイは、体長11㎝ほどしかありませんが、とても好奇心が強く、おもしろい行動をする時があります。
私の散歩道の途中に水路があるのですが(元は小川だったのを人間がコンクリートで固めて水路に変えてしまった。悲しい)、そこに時々ミソサザイが来ていることがあって、歩行者用の橋を渡る時はそっと様子を伺ってから通ることにしています。
さて、今日はいるかな? と目をこらしたら・・・
堂々と、水路の真ん中に溜まった枝葉にとまってこちらを見ていました。笑

写真を撮っても逃げないミソサザイ。
ちょっと飛んだと思ったら、水路の壁面をちょこちょこ歩いて凍った苔の間にいる虫などを食べているようです。

私が立っている橋は歩行者専用なので、幅は人が一人通れるほどしかありません。
その下を行ったり来たりするミソサザイ。
私がカメラを構えると、ヒョイと反対の壁面に飛んで餌探し。振り返って様子を伺い再びカメラを構えると、ヒョイと元の場所に戻って・・・の繰り返し。
それでいて遠くには行きません。近くに落ちている枝の上で羽繕いしたかと思ったら、またヒョイと橋の下。
なんだか、からかわれているような気分になってきました。笑


でも、そろそろ離れた方がいいでしょう。
しつこくして、ミソサザイがこの場所に来てくれなくなったら大変です。
バイバイと歩き出したのでした。
もうすぐ巣作りも始まりますね。
オスは、メスへの求愛のために複数の巣を作ります。
そのなかにメスが気に入った巣があれば、カップルが成立して子育てが始まるのです。
がんばってね、ミソサザイ!!

2025年 3月1日(土)2日(日)
先日に出会ったクマゲラ、今日散歩に行くと、あちこちに痕跡を残していましたよ。
あれからまた来ていたんですね。




エゾリスたちも繁殖期に入って、ますます活動的になっているようですね。
見事な連続ジャンプを披露してくれましたよ。







ナナカマドを食べていたハシボソガラスがポーズをとってくれたので、パチリと一枚。コントラストがきれいですね。

2025年 3月9日(日)
今日はいい天気。川岸の木から、きれいなさえずりが聞こえてきましたよ。
目をこらすとマヒワですね。
いつもは群れでいることが多いのですが、一羽だけのようです。
小さいけれど、鮮やかな黄色い羽がよく目立ちます。
求愛の歌を歌っているのかな? メスが近くにいるのかしら?

よく見ると、近くに小鳥がいます。メスかな??
あれ?? なんだか違う。あれは・・・
キクイタダキだ。かわいいな。

私の散歩道では数年前に群れでたくさん来ていて、あちこちキクイタダキだらけだった年がありましたが、最近は見かける機会が少なかったので嬉しいです。
マヒワもキクイタダキも高いところにいたので、よく見えなくて残念!
そして、川からはヤマセミの声が聞こえてきましたよ。
上流で水道のための工事をしていてダムの放水を抑えているのか、春の濁流もさほどではありません。
目をこらすと、遠くで魚を狙っている姿が見えました。オスですね。


鳥たちの巣作りが始まっていますね。
カラたちがキツツキの古巣の穴に出入りしているのを見かけます。
写真のシジュウカラも、しばらく中に入って巣に適した場所か調べていたようです。
気に入ったかな??
キツツキの古巣(キツツキたちは毎年新しい巣穴を掘るので、古い穴は他の鳥や動物が利用するのです)は安全で快適なので、人気の物件です。
うかうかしていると他の鳥に取られてしまうので、皆んな真剣です。

ずっと食べられていなかったヌルデの実も、ツグミたちがどんどん食べています。
今年の冬は食べ物がたくさんあってよかったね。
空を見上げれば、オジロワシの若鳥が通過していきました。
北に渡っていくのかな。それともこの辺りに留まるのかな。
遠くからクマゲラの声も聞こえてきました。この前のオスかな?
クマゲラの食痕がついた木が倒れてできた、芸術品のような枯れ木もありましたよ。



2025年 3月16日(日)
ハヤブサに会えました!!
やっと出会えた!! (先月の記録に書いたハヤブサです)
今度は、はっきりと姿を見ることができました。
ただ、写真が撮れなくてちょっと残念!!
出会ったのは川沿いの道を歩いているときです。
川からヤマセミの声が聞こえてきたので、木の陰から様子を伺いました。
すると、近くの木からなにかが飛び立ったのです!!
近い!!
ハヤブサだーーーーー!!!
お腹が少し黄色っぽい? オレンジっぽい?ように見えました。
おそらくですが、若鳥のほうでしょう。
飛んでいく姿を目で追うと、それほど離れていない木にとまりました。
でも、高い木だしよく見えない。うーん、私のレンズじゃ無理か・・・。
諦めモードになったところで、再び飛び立ったハヤブサ。
今度は山のほうへ飛び去りました。
うれしい出会いでした!!! また会えるかな?? 会いたいですね!!
そうそう、先月の記録に、初めてハヤブサが飛ぶ姿を見たときのことを書きましたが、一瞬の出会いでよく見えなかったのに、なぜ「ハイタカやオオタカじゃない」と感じたのか自分でもよくわからなかったのですが、図鑑を見てわかりました。
ハヤブサは、飛ぶ時に翼の先をあまり開かないのでとがって見えるのです。
シルエットの違いが違和感の元でした。
そういえば、この冬はハイタカに会わないな。
ハヤブサがいるせいでしょうか?? そういうのもあるのかな??
ちなみにハヤブサが去った後、川を見ると遠くにヤマセミのオスがとまっていました。
よく考えたら、ハヤブサに狙われていたのかもしれないですね。
もしかして危ないところだったのでは??

ヤマセミはしばらくじっとしていました。
魚を食べた後なのかもしれないですね。またね。
それからしばらく歩くと、資材置き場がある場所にツグミがいたのですが、違和感を感じて目をこらしました。
んん?? あのツグミ変じゃない?


ああ、これは時々出会う「よくわからないツグミ」ですね。
ツグミの仲間は数種いて、なかにはとても珍しい種類もいます。
なので、見たことのないツグミを見かけると「もしかして・・・」と思うのですが、まぎらわしいことに、ツグミの中にも体の色や模様が通常のツグミと微妙に違う個体がいるのです。アハハ。
その時、山からクマゲラの声が聞こえてきました。
この前のオスかな? 目をこらすと・・・見つけた!!
すっごい遠いけれど、確かにオスです。
我ながら視力がよくて助かります。
さて、どこにいるかわかりますか??

池では、マガモのオスが力比べをしていましたよ。
池をぐるぐる泳いで、片方のオスがもう片方のオスを追い立てるけれど、ちょっと飛んだだけでまた池を回り・・・の繰り返し。
メスを巡る争い? でもすでにオスとメスのペアができていますよね。
繁殖期が近づいて気が立っているのかな?? それともなわばりかな?


メスとは仲良く泳いでいます。

池の近くにはタヌキの足跡が。
トテトテと歩いて、最後は山のほうに帰っていったようです。


いつも、山に帰るには道路を渡らなければならないのが心配です。
ここの道は大きい通りの抜け道になっていて、スピードをだす車が多いのです。
食べ物が多い川と、山を行き来する動物たちにとって道路は大きな障害です。
カナヘビなどの小さな生き物にとってはなおさら。
この場所に限らず、毎年、子育ての時期に車にひかれて死んでいるエゾリスやキツネを見ると胸が潰れる思いがします。(早朝が多い)
鳥が衝突して道に転がっていることも。(低空で道路を横切ることも多いので)
巣で、親の帰りを待っている子ども達の飢えや死を思うといたたまれなくて。
人間が縦横無尽に作る道路が、どれだけ生き物達の生活を脅かすのかは、一部で議論になっても、そこを通る人たちが意識することはほとんどないと思います。
逆に、おもしろそうな道だから通ってみようということはあっても。
せめて、スピードを緩めていただけたらと思うのです。お願いします。
気がつかないうちに、大事な命を踏みつぶしたり、弾き飛ばして無残な姿に変えてしまっていることに気がついていただきたいのです。
また暗い話になってしまいました。涙
道路のフェンスのところには、カラスの面白い跡もありましたよ。
フェンスにとまったカラスが地面に飛び降りて、トコトコ歩いていったのでしょうね。


2025年 3月23日(日)
今日は散歩に出ると、先日(1日)にクマゲラの食痕ができていた場所の隣に、またもや大きめの穴が!!
あのオスのクマゲラが来ていたのでしょうか。

しかし、ふと不安になりました。
この木、私の身長と比べると高さが8メートル以上あります。
穴が空いているのは下から3メートルほどの高さ。
このままクマゲラが掘り進めたら、上の部分が倒れてくるのではないでしょうか。まるでトムとジェリーのアニメのように。
トムとジェリーは死ぬことがありませんが、通行人に当たったら大変ですね。
まだ大丈夫ですが、危ないようなら行政に連絡しようと思います。
思案しながら歩いていたら、おや、キツネ・・・が、ウンコしている。笑

そして、変なものを見つけましたよ。
これは誰が通った跡???



まさか、変に暖かい日があったのでヘビが冬眠から目覚めてしまったのでしょうか?
普通は気温が15度を超えるようになってから(4月中旬)起きてくるのですが。
うーん、謎・・・
あっ!!! もしかして!!!
ネズミのトンネルの跡かもしれないですね!!!
ヤチネズミたちは、雪の中にトンネルを作って冬を過ごすので、雪が溶けてそれがでてきたのかも。
どうでしょう??
川からはホオジロガモのけたたましい声が聞こえてきます。
木の陰からそっと覗くと数羽のホオジロガモがいました。
あれ? そばにオシドリがいますね。
よく見たら、オシドリも10羽くらいの群れのようです。
でも、オシドリは群れだと警戒心が強くて、バッと飛んで少し上流のほうへ移動してしまいました。
遠くへは行っていませんが、そっとしておいたほうがいいでしょう。またね。


雪が溶けたところから、次々にフキノトウが顔をだしていますね。春ですね!!

つづく