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お散歩に行ってきました!

2024年 11月の記録

なかなかお散歩に行けなかった11月。
10日になって、やっと歩くことができました。
昨年、大発生した外来種「ケヤキフシアブラムシ」も今年はほとんど飛んでおらず、少しホッとしています。(寄生虫にやられて大量に死滅したのだとか)
それにしても、人間が持ち込んだ外来種で、白い綿のない彼らをなぜ「雪虫」と呼ぶのかちょっと不思議。
北海道在来種、本家雪虫の「トドノネオオワタムシ」のイメージまで悪くなってしまいそうな気がします。(こちらまで寄生虫でやられていないか心配も・・・)

2024年 11月10日(日)

久しぶりにゆっくり歩けた今日は、天気もよくて穏やかな日。
川からはカワガラスの賑やかな声が聞こえて、頭上ではシジュウカラやハシブトガラ、ヤマガラたちが冬の貯食に奔走しています。
ゴジュウカラやコゲラもすぐ近くに飛んできましたよ。
(写真はクリック、またはタップをすると大きくなります)

その時、クマゲラの飛翔する声が聞こえてきました!!
わーい、久しぶりにクマゲラに会える。
どうやら近くの木にとまったようです。キョーン キョーンという声を頼りに目をこらすと・・・いたいた。
ちょっと遠いけれど、きれいなメスのクマゲラがいました。

クマゲラはあまり人間を怖がらず、夢中で木を掘って虫を探しているときなどは、こちらが静かにしている限り、逃げることはないです。
ただ、今のように掘る場所を探しているような時は、近づくと嫌がることも多いので、動きに合わせて距離をとって見守ります。
私のカメラのレンズは300ミリ。こんな時は600ミリとかあったらいいのになぁ・・・なんて思ったり。

それにしてもこのクマゲラさん、羽にかなり赤茶色が混じっていて、しかも少し白っぽい。
この辺りのクマゲラは、割と赤茶や白の羽が混じる子を見かけるので遺伝かな。
日陰にいるとわかりにくいけれど、日向に出るとなおそう見えました。

帰り道の道路では、弱っているオオスズメバチに出会いました。
ゆっくりと歩く様子は、もうすぐ命が尽きようとしているようでしたが、最後まで生き抜いた立派な姿に見えました。
彼らは人間にとって怖い存在ですが、害虫を食べて森を守る番人の役目を持った生き物でもあります。
寿命は短く、女王蜂で1年ほど。働きバチは数ヶ月しか生きられません。
敬意を持って写真を撮らせてもらいました。

2024年 11月16日(土)

晴れやかな秋晴れの今日、忙しく動き回るヤマガラたちの姿をぼんやり眺めていると、賑やかな声と共にシマエナガたちがやって来ましたよ!!
だが、しかし・・・
私の頭上を次々に通過していくシマエナガたち。思いっきり逆光です!! これじゃほとんど影しか写らない。涙
今シーズン、まともにシマエナガに会えないのはナゼでしょう??
仕事中に窓の外を群れが飛んでいったり、買い物に行く途中に遭遇したり、私がカメラを持っていない時にしか会えてないのです。涙

まじめな話をすると、少々心配もしています。
猛暑が続くここ数年で、シマエナガの数が減っているように感じているのです。
私は私の散歩道でのできごとしかわかりませんが、群れの個体数も少ないし、春先に営巣して子育てをしているつがいも、今年は一組しか出会えませんでした。
シマエナガは暑さが苦手な小鳥です。
夏になる前に、春に巣立ったヒナたちを連れて、標高の高い涼しい場所に移動します。
毎年の猛暑でたくさんのシマエナガが死んでいるとしたら・・・
シマエナガを観光に使うだけでなく、ちゃんと保護にも目を向けないと、幻の鳥になってしまう可能性が大いにあると思います。

今日は他にもハイタカに2度も会ったのですが、写真は撮れず。
1度目は、シジュウカラやハシブトガラが笹薮から出入りしているのを見ていたら、メスのハイタカ(たぶんメス)が近くの木から飛び出して頭上を旋回して去っていきました。
おそらく獲物の小鳥を狙って、身を隠しているところに私が来てしまったのでしょう。ごめん。
2度目は温泉街で。
今日、久々に温泉に行ったのですが、露天風呂に入っている時にカラたちがカエデの種を集めに来たり、ヒヨドリがナナカマドの実を食べに来たり、三羽のカケスが飛んできたりと、なかなか楽しかったです。
帰りには夕日に照らされたハイタカが飛んでいき、とてもきれいでした。
カメラを持って歩きたいところですが、さすがに温泉街で望遠レンズを持って歩くのは、とんでもない誤解をされそうな気がしてやめました。あはは。


11月の記録、家族の体調不良により、2週間ほど更新ができていません。
12月に入ってから書くことになりそうですが、少しずつ進めていきますので宜しくお願いします。

つづく

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