カテゴリー
お散歩に行ってきました!

2026年 1月の記録

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
写真は、賢そうな瞳で私を観察するエゾリスの女の子。
雪の中に何か食べ物を隠していたみたいですよ。
見ていただけだよー、とらないよーと言うと、ちらちらこちらを見ながら次の仕事(?)に走って行きました。
今度は木の根元でゴソゴソしていましたよ。なにを見つけたのかな?

2026年 1月1日(木)

さて、元日の今日もちょっとだけ散歩にでてきましたよ。
小雪が舞う中、しんと静まり返った道を歩いていると、木に黒い塊がはりついているように見えました。
ん? 黒いキノコ??
いえいえ、メスのクマゲラだ。しかも、お昼寝中でした。
きっとカミキリムシの幼虫とか、なにか大きな獲物を見つけて食べたのではないでしょうか。
お腹がいっぱいで、消化タイムをとっているようです。
羽を膨らませてじっとしています。時々うつらうつらしているようにも見えて、邪魔をしないようにそっと離れることにしました。またね。
(写真はクリック、またはタップをすると大きくなります)

ではまず、12月に出会ったコウモリの話から少しずつ書いていこうと思います。(もし今月から読んでいる方がいましたら、12月の記録をご覧ください。ハイタカがコウモリを襲っていた話の続きです)
コウモリは夜行性のため、目にする機会はあまりないのですが、北海道には20種以上が生息しています。
自力で飛べる唯一の哺乳類で、翼のように見える部分は前肢(ぜんし)といわれる前足です。
吸血鬼のイメージのせいで「血を吸う怖い動物」と誤解されていることがありますが、世界中で1400種類いるコウモリの仲間のうち、血を栄養分としているのは3種類のみ。しかも日本にはいません。
日本のコウモリは、ほとんどが飛んでいる昆虫を捕らえて食べているのです。
すごいのは「エコーロケーション」という能力!!
口または鼻のあなから10kHz~200kHzの周波数の超音波を出し、その反響(エコー)をとらえることによって、獲物の位置や距離、周囲の環境などを把握しているのだそうです。
この非常に複雑で素晴らしい能力については、「生命科学DOKIDOKI研究室」 というサイトがとてもわかりやすいです。ぜひ読んでみてください。
そして12月に撮影したコウモリですが、自力ではどのコウモリかわからず、専門家の野鳥友達Hさんにきいてしまいました。
その結果「ヒナコウモリ」とのこと。ただ、やはりこの時期は冬眠をするので、飛んでいるのは珍しいことのようです。
Hさん、ありがとうございます。

ヒナコウモリ

体長7〜8センチ、翼を広げると30センチくらい。チョコレート色の体に、霜降り模様がきれいです。
写真は「北海道の哺乳類 斜里町立知床博物館」からお借りしました。

ぜひとも再会したいですね!!

最初に写真をのせたエゾリスの女の子ですが、けっこう長い時間、私の前でかわいい姿を見せてくれたので写真をたくさん撮りました。
せっかくなのでのせておきます。エゾリス写真集ー!!

そうそう、雪についたリスの足跡を人に説明する時に「前が後ろ足で、後ろが前足なんです」と言うと、多くの人がハテナ??となってしまうので、写真で説明しようと思います。

つまり、上の写真のように、ぴょんと跳んで前足から着地し、後ろ足を前足の前について、再び飛ぶのを繰り返すのです。
そのため足跡を見ると、後ろ足の跡が常に前についているのです。
この足跡の写真と、上の写真の動きを頭の中で重ねるとわかりやすいかな?
ちなみに、ウサギなどの足跡もこれと同じで後ろ足が前になります。

2026年 1月12日(月)

せっかくの三連休ですが、お天気が悪いですね。
オジロワシに会えることを期待していたのですが、風が強すぎて散歩を断念してしまいました。残念!!
そこで今日は、今年に入ってから撮った鳥たちのなかからヤマガラに登場してもらうことにしました。

水飲み場が凍ってしまった今、水浴びの代わりに雪浴びをしている様子がかわいくて、ついつい見入ってしまいましたよ。

雪をなめたり、くちばしについた雪で遊んでいるような様子が微笑ましい。

シメもいましたよ。
ついつい顔のどアップ写真になってしまうのは、この迫力のせいですね。

雪の中になにかいる・・・小さなヒガラですね。
ん?? なにをしているのかな? 美味しいものでも埋まっていた??

2026年 1月18日(日)

今日はいい天気!! やっと散歩に行けます。
歩き始めていくらもしないうちに、木の上から雪が落ちてきましたよ。
昨日の夜にかなり降ったので、あちこちの枝からフワフワの雪が風に乗って落ちてくるのですが、これは誰かが落としていますね・・・
ほーら、いた。おはようクマゲラ。

キョーンキョーン、元気な鳴き声も聞こえてきました。
くちばしに雪をたくさんつけて虫を探しています。
今日は賑やかなクマゲラ、枝から枝へ飛び移るだけでもコロコロ声をだしています。機嫌がいいのかな?
でも、高いところにいるので見上げていると首が痛い。辛い。
うーん、後日また会えるだろうから、今日は先に進もうかなと歩き出したのですが、とたんにコロコロコロという声が私を追い越して行きました。私が歩く方向に飛んで行ったね。途中でまた出会うのでは?
案の定、少し歩いた先で、高い木のてっぺんに突き出た枯れ枝にとまっているクマゲラを発見。
キョーンキョーン・・・ひとしきり鳴いた後、コロコロコロ・・・またもや道の先に飛んで行きましたよ。またまた会うのでは?
数分歩いた先でやっぱり!! 木をつついている姿を発見。
きみ、12月に出会ったあのクマゲラ君かい?? 行動がおもしろすぎ。笑
高いところばかりにいるので首が痛いけど楽しい出会いでした。

木をつついているオスのクマゲラからそっと離れて歩き出し、5分ほど経った時でした。
ん?? なにかの気配がします。
トントントントン・・・あれ? またクマゲラじゃない??
でも静かになりました。少し待ってみようかな・・・耳をすませていたら、大きな松の木の陰から黒い影が飛び出してきました。
あれま、やっぱり別のクマゲラだ!!
今度はメスだ。もしかしたらお正月に昼寝をしていたあの子じゃない??

そしてこの後、このメスのクマゲラが思わぬ行動にでました。
コロコロと鳴きながら少し離れた地面に降り、雪の中に消えたのです。
おやおや、これは以前に別のクマゲラで同じ行動を見たことがあります。
確かめに行きたいけれど・・・
この深雪をこいでいくのか・・・(雪をこぐという言い方は北海道弁だったかな? 雪が深く積もった場所をかき分けながら進む意味で、こちらではよく使うのですが)
昨日の仕事で疲れていて、今日はハードな散歩はしないつもりだったのですが。うーん、がんばるか!!
ちなみに深雪の森で道を外れるのは危険を伴います。雪の中にできた見えない空洞を踏み抜くと大変なことになるからです。
一応、よく知っている場所ではあるので一歩一歩確かめながら慎重に・・・こんなことならスノーシューを持って来ればよかった。
ゼーゼーハーハーヨロヨロしながら、なんとかクマゲラが雪の中に消えた場所の近くまでたどり着きました。
そこは川のすぐ近くです。
木の枝に足をとられて転びそうになった時、バサバサバサっと川から何かが飛び立ちました。
いけない、水鳥のホオジロガモたちがくつろいでいたのを邪魔したようです。ごめんごめん。クマゲラもびっくりしたかな??
んん??
あれ??
目の前にクマゲラ!! 雪の穴から顔を出している!!
しまった、思ったより近づきすぎた。離れた場所から撮影するつもりだったのに。
転びかけた不自然な姿勢のまま固まった私。どうしよう、クマゲラ逃げちゃう?

しかし、さすがクマゲラ。逃げません。
雪の中で満足に動けない私など怖くないのでしょう。(変なポーズのままだし)

時々キョーンキョーンと鳴きながら、虫を探しているようです。
つまり、雪の中に埋まっている倒木を餌場にしているのです。
斜面に倒れている木は完全には雪に埋まらないので、こうして利用できるのですね。
遠目に見ると雪の中に入っていったように見えるし、クマゲラの顔が雪の中からピョコピョコ出てくるのも面白いです。

穴から出てきました。
この後は、コロコロコロと軽やかに飛んで、近くの木でまた虫探しを始めましたよ。
私はと言えば、また必死に雪をこいで道に戻りました。翼が欲しい・・・。

そうそう、逃げたホオジロガモたちは遠くへは行かなかったようです。少し下流で泳いでいました。よかった。

斜面を利用すると言えば、シカたちもよく斜面の雪の少ないところで食事をしていますね。
今日は、まだ角が枝分れしていない1歳の若いオスと数頭のメスがいました。

川では、カワガラスの追いかけっこがよく見られるようになっていますね。アカゲラもオス同士で騒いでいたし、春の繁殖に向けて動き出している様子が伝わってきます。
季節はどんどん巡っていきますね。

2026年 1月24日(土)

今日の朝はマイナス12度でちょっと寒かったけれど、いいお天気でしたね。
せっかくのいいお天気だったのですが、ちょっと寝坊をした私。
寝起きでボーッとしながら散歩に出かけました。そのままフラフラ歩き始めて3分後。
油断大敵!!!
目の前の木にオジロワシーーーー!!!
うそ!!! まってーーーーー!!!
木から飛び立ったオジロワシ、そのまま川に沿って下流に飛んで行ってしまいました。
一気に目が覚めた私。なんでもっと早く気が付かなかったかな。オジロワシの邪魔をしてしまった。涙
この辺りに来ているだろうなとは思っていたのですが、お正月にもその後の散歩でもなかなか会えなかったので、出会うのを楽しみにしていたのです。
落ち込みながら川にかかる橋の上に来た時でした。
何かがビューッと通り過ぎ、そのまま上流に向かって飛んで行きました。
カメラは間に合いませんでしたが、私の脳内カメラは姿を捉えることができました。
アオシギです。久しぶりに出会えました!!
羽が見事なカムフラージュになっていて、野外で見つけるのはなかなか難しいのです。
写真は撮れなかったけれど嬉しくて気分は浮上し、歩き出そうと振り返った時でした。
おっと、あれは!!!
オジロワシの若鳥だ!!
散歩開始からまだ10分、なんて忙しい展開なんでしょう。

オジロワシは大人になるまでに6年もかかります。
この子はたぶん冬を越すのが2回目か3回目、わかりやすく人間でいうと2歳くらいの子どものワシです。
(正確な年齢の識別については難しいので、大雑把に書かせていただきます)
どこで見分けるかというと、まず全体的にまだら色をしていて、くちばしの先端が黒いです。木にとまっている時はこの二つですぐに若い個体だとわかります。
飛んでいる時は、尾羽を見るとわかりやすいと思います。大人は真っ白ですが、若い子は淵が黒いです。

さて、木の上でじっとしているオジロワシさん。ちらっとこちらを見ました。抜群に目が良い彼らは、私が歩き始めた時から見えていたでしょう。
すごいのは視力だけでなく、人間には見えない紫外線まで見えていますから、より鮮やかに世界を捉えているのです。
どんな旅をしてきたのかな。海を越えるのは大変だったでしょう。
上昇気流を利用し、風を読み、ここまでたどりついた話をこの子に聞くことができたら素晴らしいのにね。
そして風力発電の風車の乱立や気候変動、どんどん厳しくなる環境からなんとかして守りたい、なにかしたいといつも思います。
ソーラーパネル問題からなにから、あまりにもあんまりな状況、今年はどうなるのでしょう。

あまり見ているとワシも落ち着かないでしょうから、その場を離れて森の方へ歩き出しました。しばらく歩いてから振り返ると、遠くにまだ若ワシがとまっているのが見えました。また会えるといいな。

散歩の最初にバタバタしましたが、森は静か・・・でもないか。
ツーピーツーピー・・・シジュウカラが、早くもさえずりをはじめていますね。お天気がいいしね。
気温はマイナス10度以下なんだけど、この声を聞くと春が近いなと思います。
ギィーっという声とともに軽やかに木をつつくコゲラ、その後からキョッツキョッとアカゲラ、そして・・・トントントントントン・・・あはは、この木をつつく大きな音は。
今日も会ったね。おはようクマゲラ。

しばらく虫を探していたクマゲラですが、急に何かに気がついたようにクイクイクイクイっという大きな声を出して飛んで行きました。
このクイクイクイクイという声、求愛や相手を呼ぶ声だと聞いています。
もしかしたらですが、近くにメスがいたのかもしれませんね。私の想像なので実際はわかりませんが、それは先日出会ったあのメスなのかもしれません。
そんなことを考えるのも楽しかったりします。

川ではマガモの素敵なシーンに出会いましたよ。
川の流れに逆らって一羽のメスが泳いでいたのですが、泳ぐ方向を見るとオスがじっとメスを見ながら待ってあげていました。
メスが到着すると嬉しそうに顔を突き合わせて、自分がいた岩の上をメスに譲り、少し休憩した後に二羽で仲良く泳いで行きましたよ。
仲睦まじいという言葉がぴったりな二羽でした。

北海道では、寒さが厳しくなると雪が鳴ります。
今時期に降る雪はサラサラのパウダースノーなので、一歩踏みしめるたびにキュッっと高い音がでます。
キュッキュッキュッキュッという歩く音は、静かな森によく響くので、動物たちにとっては人間が来たことが丸わかり。私にとっては少々困ってしまう音です。
でも今日、立ち止まった時にふと後ろを見たら、穴から出てきたヤチネズミが、私のすぐ後ろをちょこちょこ走っていました。
近すぎてピントが合わず、写真は撮れなかったけれど、かわいいことこのうえなし。笑
穴の中に戻って行ったヤチネズミ。こちらも素敵な出会いでした。

そうそうもう一つ書いておきます。先日、川の土手を通る時に一生懸命に雪をこいで歩いたのですが、今日行ってみたら、私の歩いた跡が立派なシカ道になっていました。笑
シカ達も深雪をできるだけ歩きたくないので、少しでも道ができていればそこを通るのです。
私とシカの協力で、少し楽に歩けましたよ。

2026年 1月27日(火)

今日は仕事が休み。そんな日に天気がいいとテンションがあがります。
さあ、誰に会うかな。

続きは週末にかけてゆっくり書きます。

◎お知らせ
サイトのシステムに問題がありまして、調査、対策中です。
更新まで少々時間がかかりそうです。

→問題が解決できました。この続きは2月の記録のほうに移動して書きたいと思います。よろしくお願いします。

「2026年 1月の記録」への2件の返信

くうちゃん、こんばんは
ヤマガラはこちら愛知県でもポピュラーな鳥さんですが、雪と一緒の景色はほとんど見ることが出来ません。
今回の水浴びならぬ雪浴びをするヤマガラの姿は、とてもかわいらしく、でも一生懸命生きている感じがぐっと伝わって来て、見入ってしまいました。
あたたかい気持ちにさせていただきました。
ありがとうございます😊

いつも温かいコメントありがとうございます。
愛知県!! 遠いところからのメッセージ嬉しいです。
温暖化が進んでいるとはいえ、気温がマイナス10度を下回ることもある中で、本当にがんばって生きていると思います。
仕事が休みの日しか散歩にいけない中で、窓越しに会えるカラたちは元気をくれます!!

くうちゃん へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です