夜が長い毎日。
私のまわりも今、薄暗くて先が見えづらい状態が続いています。
それでも、どんな状況でも力を失う気がしないのは、今までたくさんの生き物たちの生き様を見せてもらってきたからでしょう。
小さな雑草から虫たち、海に生きる者、空を往く者、たとえ踏みにじられようとも、その命には大きな意味があると感じます。
沈黙の時間、暗闇の時間があったとしても、決して無駄ではない。それは絶対に意味のあること。
そう教えてくれたたくさんの命に感謝して、しっかりと顔をあげて進みたいと思います。
見てくださった方には大変申し訳ないのですが、散歩自体になかなか行けない状況です。
それでも、身の回りのちょっとした変化や、短い散歩で見つけたことを、ゆっくり書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。
2024年 12月7日(土)
我が家の庭で、毎朝水浴びをしていた若スズメたち。
まだくちばしの基部が黄色いけれど、もこもこの冬羽に包まれて冬越しの準備も万端のようです。
彼らにとっては初めての雪。初めての寒さ。
最初の積雪の日に窓から見ていると、仲間が飛ぶたびに雪が舞い上がり、ブルブル体を震わせたり、まぶしそうに目を細める様子が微笑ましかったです。
たくましく冬を越えていけますように。
昨年から時々出会う、少々貧相なエゾリス「ちびすけ」(勝手にそう呼んでいます)が、短い時間の散歩でも出てきてくれました。
やっぱり冬毛もあまりフサフサしていない感じですが、昨冬も立派に乗り越えたので大丈夫でしょう。
こちらは、いつもちびすけの近くにいることが多いもう一匹。
シマエナガの群れにも会いましたが、今日は笹薮の中を潜行していたみたい。
笹の間を器用に飛び回り、そのまま森の奥のほうへ去って行きました。
我が家の庭では、ハシブトガラやヤマガラ、シジュウカラたちがせっせと食事と貯食にはげんでいるので、散歩に行けない日は彼らを眺めて過ごしています。
なんだか今年はカラ類の混群よりも、シジュウカラだけの群れとか、ハシブトガラだけの群れとかを目にするのですが、たまたまかな??
木の実などの食料が豊作だからなのか、庭にも散歩道にも冬鳥の姿がまだないようです。
食べるものがたくさんあるので、ゆっくり南下しているということかな。
昨年の秋(2023年の10月下旬頃)、ツグミの大群が来てあっという間になくなったヌルデの実も今年はこの通り。
アカゲラがのんびり食べていましたよ。この散歩道に冬鳥が到着するのは年明けくらいかな。