2023年　12月の記録 – きみに伝えたい　北海道　野鳥と野生動物

9月に出会った、発信器をつけられたエゾシカの群れに再び出会いました。
この発信器をつけられた子、先月も見かけているのですが、必ず群れの前にでてきて立ちはだかるのです。
だからこそ捕まって装置をつけられてしまったのでしょうが、群れを守るようなその姿は凛としていて、まるでナウシカのような気高さを感じます。
この辺りでも、年が明ければシカ猟がはじまるでしょう。
厳しい季節がやってきます。

2023年　12月3日（日）

今日の散歩は、林道でいきなりエゾリスに行く手をふさがれました。
うーん、そこを通らないと前に進めないんだけど…
なんだかずいぶん怒っている様子。なにかあったのでしょうか。

少し退がって様子を見ていたら、急に私に興味がなくなったように動き出しました。
それにしても冬毛のリスはかわいいですね。

進んでいくと、今日もシマエナガの群れがやってきましたよ。

先月の幼鳥の様子を見たかったけれど、すぐに通過していってしまいました。
そろそろ親と見分けがつかなくなっているかな？

シマエナガを見ていたら、木をするすると登っていく小さな影が。
キバシリですね。

木の幹をまわるように登り、上まで行くと次の木の下のほうに飛び移って、また登っていきます。
近くに来た時は、小さな目でちゃんとこちらの様子を伺っていますよ。

ハシブトガラ、なにを食べているのかなと思ったら、小さなキノコ？
冬でも水浴びをかかさない彼ら。水浴び場の今日のお客はヤマガラです。
シジュウカラの羽がきれいだなと思ってパチリ。

上空からは、ヒーヒーチーチーというにぎやかな声が聞こえてきました。
見上げると鳥の群れが。冬鳥のレンジャクたちが帰ってきたのですね。
次の休みには会えるかな。楽しみです。

2023年　12月17日（日）

今月は、全くもって散歩に行けていません。涙
昨日は仕事で、今日は吹雪。
先週も用事があって、ほんの短い時間、外に出ただけになりました。涙

しかし！！　その短時間の散歩でも出会いはあったので一応記録しておきます。

冬鳥のアオシギさんです。
おそらく、昨シーズンにこの場所にいた子が帰ってきたのではないかと思います。
そうだったらとても嬉しいのですが。
こちらを警戒している時は、姿勢を低くしてじっと動かないのですが、少し離れたところでそしらぬ振りをしていると動き出します。
くちばしを水に突っ込んで食べ物を探している様はとてもかわいいです。
でも足が冷たくならないのかなーと、冷え性の私は毎回思ってしまいます。
また会えますように！！

それと、職場でまたバードストライクがありました。
今年の8月にヤブサメが窓にぶつかって、残念ながら死んでしまったのですが、今回、タオルにくるまれて運ばれてきたのはゴジュウカラ！！

Eさんの目の前で窓にぶつかったそうで、大変大変！！と私の元へ。
見たところ外傷はないようです。
おそらく脳しんとうと思われたので、外へ。
室内で意識が戻ったら、パニックを起こして壁などにぶつかってもいけないと思ったのです。
カラスの声がしていたので、襲われないように見守っていると徐々に動き出しタオルから出てきました。
すぐそばで仲間のゴジュウカラたちも鳴いています。どうかな？